犯行の動機
私が家族と過ごす日は連絡しない。
週末は 彼からの連絡は無いし
私からもしない(極力しないようにしてる)
それには色んな想いや感情があって
シンプルにはいかない。
私は シンプルイズベストだと思う。
服もそうだし 暮らしもそう
シンプルなものが好きだ。
だけど 彼と私
苦いし酸っぱいし辛いし甘い。
悪く言えば 複雑。
良く言えば 味わい深い。
金曜日の夜に 彼の写メが届いた。
連絡出来ない間、忘れないでね?だって。
可愛さを彼に分けて貰いたいな。
私も 忘れて欲しく無いから
彼と会えた日には
相合傘を持つ彼の手に ぶら下がったり
彼の頭を傘置きにしたり
お風呂で沈めたり
お札を折り紙にしてクシャクシャにしたり
そんな事をしてる。。
こうやって書き出したら
只の嫌がらせ な気がしてきたけれど。
動機は至ってシンプル。
忘れないでね。思い出したら
ちょっとは笑ってくれるかな?
伝わってる気がしないから
ここに自白します。
はじめに
恋愛の賞味期限は 三年らしい。
恋愛は食べ物、、?
なんて ぼんやり考える。
確かに…食べ物なのかもしれない。 食べたり 食べられたり 思考や感情を飲み込んだり 吐き出したり そんな事を 互いにしておきながら 美味しくご賞味出来るのは 三年なんだって。
なんて 儚さ。
3回目のデートで そんな話をしたら 形が変わるんだと思うよって 呆れるでもなく(呆れてたかも) 彼が優しく笑ったことを鮮明に覚えてる。
夫と私の賞味期限は いつの間にやら きれちゃって。 彼と奥さんの恋愛は形を変えたのかな。 好きだったこと、嘘にしたくは無いな。
でも こんなに悲しい想いは もう懲り懲り。 彼を好きになってしまったので お別れした次第です。
さてさて はじまりました。 彼と私の おはなし。